便秘が悩みという人は少なくありません。
女性や高齢者など、便秘になりやすいという人もいます。
便秘を解消するには様々な方法がありますが、便秘に効果のある飲み物を飲むということも対策の１つとなります。
こちらの記事では、便秘に効く飲み物をご紹介します。
便秘に効く飲み物は様々な種類があり、飲み方も違います。
また飲む際の注意点もありますので、詳しくご紹介します。
ぜひ最後までご覧いただき、参考になさってください。
目次（押すとジャンプします）
便秘解消によく効く飲み物一覧
便秘に効く飲み物はいろいろな種類があります。
その中でも代表的な飲み物をご紹介します。
水
まずは水です。
十分な水分摂取は便を柔らかくして、排便をスムーズにします。
できれば１日２リットルを目安に、こまめに水を飲むようにしましょう。
プルーンジュース
プルーンは食物繊維が豊富で、整腸作用があります。
また、ソルビトールという成分により、腸の動きが活発になります。
飲み方は朝食時に1杯飲むのが効果的ですね。
ヨーグルトドリンク
ヨーグルトはプロバイオティクスが含まれており、腸内環境を整える効果があります。
便秘の原因となる悪玉菌の増殖を抑えて、腸内フローラのバランスを整えます。
飲み方は、朝食時やおやつの代わりに飲むのが効果的です。
ハーブティ
ハーブティには種類がありますが、その中でもおすすめはペパーミントやセナティーです。
ペパーミントは消化を助け、腸のガスを減らす効果があります。
セナティーは下剤の作用があるので、便秘の人にはおすすめですが、飲みすぎには注意です。
飲み方は食後や就寝前がおすすめです。
レモン水
レモンにはビタミンCが豊富に含まれており、消化を助け、腸の動きを活発にします。
飲み方は起床後すぐに飲むのがおすすめです。
アロエジュース
アロエには下剤に近い作用があり、弁美解消につながります。
消化を助ける酵素も含まれるので、内臓にもいい影響があります。
飲み方は、水やほかの飲み物で薄めて飲みます。
チアシードウォーター
チアシードは水溶性食物繊維が豊富で、水で戻すことによりゼリー状になり、飲み込みやすく、腸の働きを助けます。
飲み方はチアシードを一晩水に浸して、翌朝に飲むようにします。
手軽に手に入れられるものから、お取り寄せが必要なものがありますが、無理なく生活に取り入れられるものを選ぶようにしてくださいね。
便秘に効果のある飲み物を生活に取り入れて、便秘解消に近づきましょう。
便秘を放置するリスク
便秘が慣れてしまって、そのまま放置してしまう人も少なくありません。
ですが、便秘をほおっておくと様々なリスクが伴います。
便秘を放置するリスクを確認していきましょう。
腸内細菌のバランス悪化
便秘が続くと、腸内の悪玉菌が増加し、腸内環境が悪化します。
これにより、消化不良やガスの発生、腹部の膨満感などが引き起こされます。
痔のリスクが上がる
長期間の便秘は固い便を排出際に肛門に負担をかけ、痔を引き起こす原因となります。
また、排便時の強いいきみも痔の発症につながります。
大腸憩室症
便秘により腸内の圧力が上がると、大腸の壁に小さな袋状の憩室と呼ばれる突出が形成されます。
この症状を大腸憩室症と呼び、炎症や感性を引き起こすことがあります。
直腸脱
便秘が続くと、直腸の一部が肛門から外に突出する直腸脱を引き起こすことがあります。
特に高齢者に多く見られ、治療が必要となります。
大腸がんのリスク
長期間の便秘は大腸がんのリスクが増加傾向になります。
便秘により、有害物質が腸内に長時間とどまってしまうことになることが原因と考えられています。
腸閉塞
長期間の便秘により、腸内の通貨が阻害される腸閉塞の発症につながることがあります。
発症してしまうと、緊急手術が必要となります。
全身への影響
便秘は腹痛や食欲不振、疲労感など全身に影響が現れます。
不快な症状により生活の質全体が低くなり、日常生活にも影響が出てしまうことがあります。
便秘の放置は体にはよくありません。
早めの対応が大事になってきますね。
便秘解消の飲み物を飲む際の注意点
便秘を解消する飲み物は様々なものがありますが、飲むときの注意点があります。
詳しく見ていきましょう。
適量を守る
飲み物の種類によって、飲むときの適量があります。
適量を超えて過剰に摂取すると、消化器官に負担をかけたり、下痢をしてしまうことがあります。
また、一度に大量に飲んでしまうのではなく、適量をこまめに飲むようにしましょう。
バランスの取れた食事と併用
便秘は飲み物だけに頼っても解消しません。
バランスの取れた食事も大事です。
食物繊維が豊富な食事を取り入れることで、便秘解消に効果が出ます。
野菜や果物、雑穀などの食事を取り入れながら、飲み物を摂るようにしましょう。
天然成分のものを選ぶ
便秘に良いとされる飲み物の中には化学成分を使っているものもすくなくありません。
プルーンやアロエなど自然の成分を使った飲み物を選ぶようにしましょう。
便秘の解消だけでなく、体全体にやさしい成分を摂っていくことも大事です。
アレルギーに注意
便秘解消につながる飲み物の中には、アレルギー成分が含まれるものもあります。
また妊娠中や授乳中、持病など、体調によっては飲めない飲み物もあるので、必ず成分表示を確認しましょう。
自分だけで判断するのではなく、医療機関に相談して確認するようにしてくださいね。
注意点を守ることも便秘解消への一歩です。
飲み物によって特色が異なりますので、飲み方や成分などを事前によく確認して、自分に合ったものを飲んでくださいね。
まとめ
便秘の放置は多くのリスクが伴います。
疾患により便秘になってしまう人もいますが、疾患を適切に管理して、便秘のリスクを抑えることも大切です。
便秘になってしまったら、放置せずに早めに対応することがカギになります。
便秘に効果のある飲み物はいろいろな種類があるので、自分に合った飲み物を試してみるのもいいですね。
飲み物を飲むだけでなく、食事の改善や運動の習慣化と並行することも大事です。
便秘の解消につながる生活を意識して、改善に努めましょう。
