断食が終わり効果が実感できるとこれまでの空腹ストレスから解放され、「美味しい外食が食べたい…!」と思うことがあるのではないでしょうか?
ですが実は外食での回復食はさまざまな理由で、リスクやデメリットが多いと考えられています。
今回は断食後の外食による回復食が難しい理由と、それぞれのリスクを詳しく解説。
さらに、回復食を外食で済ます際に知っておきたいおすすめのメニューやドリンクについても参考にしてくださいね。
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外食での回復食が難しい理由
断食後の回復食に外食が難しいと言っても、これまでほぼ水分のみで過ごしていた期間にストレスを感じたり、お付き合いなどの理由で避けられないことがあるでしょう。
それでも断食の回復食に外食が不向きな理由を知っておけば、栄養バランスの調整や見直しができ、正しいファスティングのノウハウが身につくはず。
ここでは外食での回復食が難しい理由、リスクを詳しく見ていきましょう。
胃腸にやさしくないメニューが多い
断食を終えた後の回復食は、胃腸にやさしく消化に良いものを摂ることが基本となっています。
ですが外食となると油っこい肉や魚、胃腸に溜まりやすいパンや麺類などがメインのメニューとなり、これらは消化に時間がかかり胃腸に負担がかかると言えます。
さらに回復食は味付けの薄いもの、やわらかく煮込んだものが基本なので、さまざまな調味料を使った外食メニューは回復食に不向きなのです。
リバウンドのリスクが高まる
回復食に外食を控えるべきなのはリバウンドのリスクが高まり、断食で努力して落としたウエイトやサイズがもとに戻ることが否定できないため。
回復食はそもそも、カロリーが低く味が薄い食べ物を数日かけて摂り、少しずつ本来の食事内容に心身を慣らしていくことが基本。
そのため外食を回復食にしてしまうと、カロリーが高く味も濃いことで一気に吸収されてリバウンド、サイズや体重がもとに戻るリスクが否定できないのです。
栄養バランスの乱れ
断食後の回復食に、いきなりカロリーや糖質、塩分の多い外食を取り入れてしまうと、一気に栄養バランスが乱れるおそれがあります。
回復食は消化に良いものをベースにしつつ、主食・主菜・副菜の栄養バランスの取れたレシピに調整することが基本。
そのため回復食を外食で済ませてしまうと、
- 糖質過多による血糖値の上昇
- 主菜や主食がメインで野菜、フルーツ不足
- 一気にカロリーをとってしまう
などの影響が出てバランスが悪くなり結果的にリバウンドや胃腸の不具合、肌荒れなどのトラブル併発につながってしまうのです。
外食のおすすめ回復食メニュー
回復食を外食で済ませるリスク、意外にたくさんの影響があるんですね。
ただ、外食の内容によっては胃腸に負担をかけず消化に良く、栄養バランスも整う理想的なメニューがあるんです。
ここではお付き合いやストレスに負けて断食後の外食×回復食がどうしても避けられない場合、知っておくと安心のおすすめメニューをご紹介します。
リゾット
白米や玄米などを煮詰め、野菜や豆などを一緒に煮込んでいるリゾットは、外食メニューの中でも消化が良く、素早くエネルギー源になります。
水分をたっぷりと含んでいるため少量でも満腹になりやすく、まろやかな味わいもおすすめのポイントですよ。
野菜スープ
ビタミンや食物繊維、植物性タンパク質など、野菜スープは断食中に失われやすい栄養成分をバランスよく補えるおすすめの外食×回復食メニューです。
断食後は熱を産生する筋肉が落ちカラダが冷えて代謝が悪くなるため、外食時に野菜スープを摂ると代謝低下を防げるでしょう。
うどん
うどんは数ある麺類の中でも消化が良く、少量でもエネルギー源になり、空腹も緩和できる万能な回復食です。
外食時は栄養バランスを整えるためにも、野菜や山菜、根菜、きのこ、海藻類がたっぷりと入ったうどんをオーダーすることがおすすめですよ。
回復食に最適なドリンク
断食後、外食をストップしている時の回復食に、最適なドリンクとおすすめの理由をまとめてみました。
ハーブティー | カフェインを含まず香りが良い、ストレスケアができる |
冷や汁 | ビタミン、ミネラルが豊富で夏の回復食におすすめ |
スムージー | 市販・手作り・キッチンカーと取り入れやすい |
飲むヨーグルト | 腸内環境を整えて善玉菌を増やす |
優光泉 | 野菜、フルーツの栄養がバランスよく摂れる |
上記の中でも特に優光泉は、国産の素材を128種も使い、美味しさや効果実感度が90%超え、回復食にぴったりのドリンクとなっています。
まとめ
断食完了後の回復食で外食をすることはリスクやデメリットが多いものの、回復食の期間は1~3日間と意外に短いので無理なく制限できるはず。
断食の結果をできるだけ長くキープするために、1~3日の回復食期間を設けていつもの食生活にシフトし、心身を慣らしてから外食を思いっきり楽しんでくださいね。