ヨガ10種類をご紹介!自分にぴったりの人気なスタイルを見つけよう。

ヨガ

今回は、ヨガの種類のお話です。

ヨガジャーナル日本版調査によると、2017年の日本ヨガ人口はなんと770万人!2020年には1000万人に達するとも言われています。

日本国民の10人に1人はヨガをしている時代が来るなんて、ちょっと想像できないですよね…。

「まだヨガに挑戦したことはないけど、興味があるから一度やってみたい!」

と考えている方も多いはず。

でも、いざ始めようと思ってもヨガには何十種類もスタイルがあります。どのヨガがいいかよく分かりません…

そこで、今回は人気のものからちょっと珍しいものまで、10種類のヨガを分かりやすくご紹介したいと思います!

ぜひ、自分にぴったりのヨガを探してみてくださいね♪

ヨガ10種類の一覧表

ヨガの種類一覧表

まずは、これからご紹介する10種類のヨガを、「運動量」「精神」の指標でざっくりと分けてみました!

運動量が大きいヨガほど上に、精神に重点を置いたヨガほど下に分布しています。

・ホットヨガ、ビクラムヨガ、岩盤ヨガ→ハタヨガの派生
・エアリアルヨガ→アシュタンガヨガの派生

とされています。

なお、流派やスクール、クラスによっても運動量が変わる場合もありますので、あくまで参考程度にご覧下さい!

伝統的なヨガ

睡蓮

それでは、伝統的な種類のヨガからご紹介していきます。

現代ヨガの基盤になっているものから今でも多くの人が取り組んでいるものまで!どうぞご覧ください!

ハタヨガ

ヨガのレッスン

サンスクリット語で「ハ」は太陽、「タ」は月を意味していることから、「ハタ」は陰陽や、心と身体という意味合いを持ちます。

アーサナ(姿勢)」や「プラーナヤーマ(呼吸)」の基本を丁寧に学ぶことができ、初心者や運動の苦手な方でも安心して取り組めます。

アシュタンガヨガ

ストレッチをする人

アシュタンガ(八支則)とは、「心身の健康を高め自己実現するための8つの教え」のこと。ほかのヨガよりも運動量が多いのがアシュタンガヨガの特徴です。

また「ドリュシュティ(視点)」が重視されるヨガでもあり、集中力UPに適しています。難易度が高く体力も要するので、慣れるまでは練習が必要です。

アイアンガーヨガ

アイアンガー師によってつくられたヨガ。特徴は、様々な道具を使うことで初心者でもヨガの効果を最大限に引き出せます。

年齢や体調に合わせて行うことができるのは嬉しいですね!

シヴァナンダヨガ

シヴァナンダ師によってつくられたヨガです。「アーサナ(姿勢)」や瞑想にとどまらず、生活習慣や食生活など、生き方そのものの教えを提唱しています。

その中でも大きな特徴は、1つ1つの基本ポーズの間に「シャバアサナ(前身弛緩)」を入れること。これによって筋肉や精神をリセットし、心と身体のバランス感覚を取り戻すことができます。

陰ヨガ

ヨガのポーズをとる人

運動量が多く連続してポーズを取り続けるハタヨガやアシュタンガヨガは「陽ヨガ」と呼ばれます。これに対し、ゆったりした動きと呼吸に重点を置いているのが陰ヨガです。

特徴としては、座位や寝た状態が中心でひとつのポーズ時間が長いこと、ストレスの緩和やリラックス効果が得られやすいことです。

陽ヨガよりも感覚や意識を自分の内側へと向け易いため、瞑想を深めたい方に広く行われています。

これらのヨガが現代ヨガの基盤をつくり、4000年前から受け継がれているんですね!

現代的なヨガ ホットヨガ編

水分補給をする女性

今、世の中には伝統的なヨガを基盤として、たくさんの種類のヨガが生まれています。

その中でも近年人気となっているのがホットヨガ。ご存知の方も多いのではないでしょうか?

ここでは、そんなホットヨガだけでなくホットヨガと系統の近いビクラムヨガ岩盤ヨガも一緒にまとめてみました!

3種類それぞれの違いに注目しながらご覧ください♪

ホットヨガ

ホットヨガはハタヨガから派生したヨガのひとつ。室温39度前後、湿度60%前後に保たれた室内で行われ、ハタヨガの動きと合わせて体温を高めます。

さらにこの室温は、身体を最も柔軟にする温度とされ、ほかのヨガよりも効率的に、無理なく筋肉を伸ばせるんです!発汗も促進されるため、デトックス効果も期待できますよ♪

ビクラムヨガ

ビクラムヨガもハタヨガから派生したヨガで、室温40度以上、湿度40%以上の室内で行われます。

ホットヨガと同じように見えますが、

・ホットヨガよりもレッスン時間が長い
・インストラクターがポーズを取らない

など、ビクラムヨガとホットヨガには明確な違いがあります。

さらにビクラムヨガは、26種類のポーズとその順番をすべて覚える必要があるので、初めのうちはホットヨガよりも難易度が高いかもしれませんね。

岩盤ヨガ

温められた石の上で汗をかく、サウナ形式のお風呂のひとつ「岩盤浴」。岩盤ヨガも同じく、温められた石の上で行われるヨガです。

発汗作用によるデトックス効果が期待されるのはホットヨガと同じですね。

ホットヨガとの大きな違いの一つは、体の温め方

岩盤ヨガでは、石に熱が加わって起こる遠赤外線効果で身体を温めます。

これにより、ホットヨガと比べて息苦しさもなく、身体を芯からしっかりと温めることができちゃうんです。

よりナチュラルな環境でヨガに取り組みたい方におすすめですよ!

ホットヨガ、ビクラムヨガ、岩盤ヨガにはそれぞれの良さや特徴がありました。

みなさんの目的に応じて、好きなスタイルのヨガを選びましょう!

現代的なヨガ 珍しいヨガ編

さて、ここからは近年注目されているちょっと変わった種類のヨガをご紹介していきます。

これってヨガなの?

と感じるようなヨガもたくさんあるんです。

今回はその中から2種類の珍しいヨガを選んでみました!

エアリアルヨガ

エアリアルヨガ

その名の通り、空中で行うヨガ天井から吊るされた布にぶら下がったり、逆さまになったりしながら筋肉をほぐします。

地面で行うよりも身体を伸ばしやすいため、身体が硬い人でも安心して取り組めます。

ただし布の中で揺れたり、逆さまになったりすると酔ってしまうこともあるので注意が必要。

普段感じることのできない浮遊感を味わいながら、姿勢の改善や柔軟な身体を手に入れることができますよ!

SUPヨガ

SUPヨガ

SUP(Stand Up Paddleboard、サップ)は、水上に浮かべた専用のボードに立ち、パドルを漕いで進んでいくマリンアクティビティのひとつ。

このSUPで使用するボードの上で行うのがSUPヨガです!

水に浮かんだボードの上に立つだけでも集中力やバランス感覚が必要で、体幹を鍛えることにもつながります。

リゾート地などで、自然を感じながら行う体験プランも多く、フィットネスとリラクゼーションの両方を味わえるのも良いところですね♪

ヨガに対するイメージや先入観が一気に変わるようなスタイルのヨガでした。

今回紹介しきれなかった種類のヨガも、興味のある方はぜひ調べてみてくださいね!

ヨガの種類まとめ

ヨガのポーズをとる人

いかがでしたか?

今回は10種類のヨガをご紹介しましたが、全てのヨガには、共通する目的があります。

それは、快適で安定した心を作ること。

心と身体とうまく向き合うためには、自分に合ったスタイルのヨガを見つけることが重要です!

ヨガを通して、より快適な生き方を目指してみませんか?