突然ですが、みなさん良質なタンパク質は摂れてますか?
断食道場SHOPでは、大豆などに含まれる植物性のタンパク質を良質なタンパク質としてオススメしています。
その中でも、近年注目されているのが大豆ミート。
世界中で食べられており、「ソイミート」「ベジミート」などいろいろな呼び方があります。
初めて名前を聞いたという方も、実は知らないうちに食べたことがあるかも…?
そこで今回は、
・大豆ミートとは
・大豆ミートの調理法とオススメレシピ
について、たっぷりご紹介していきます。
そもそも大豆ミートって何?
大豆ミートは、大豆を原料とした加工食品です。
お肉にとても似ているのが特徴で、その食感や味わいから「フェイクミート」「代替肉」と呼ばれるほど。
大豆100%のものから玄米を混ぜているものまで、種類もいろいろです。
また、ブロックタイプやミンチタイプ、スライスタイプなど、料理に合わせて使い分けられるのも嬉しいところ。
さらに、大豆ミートは常温で約1年間保存できます!
普通のお肉よりも長く保存できるので、たまにしか料理をしない人にもオススメですね♪
ちなみに、あの有名なカップヌードルにも大豆ミートが使われていたこと、ご存知でしたか?
カップヌードルに入っている茶色くてブロック状の、通称「謎肉」。
あの正体こそが大豆ミートなんです!
正確には、大豆を主原料に豚肉や野菜を混ぜてフリーズドライ加工したものらしいです。
また、モスバーガーやLOTTERIAでは「ソイパティ」を使用したハンバーガーがすでに販売されています。
私たちの身近なところでも、大豆ミートが少しずつ使われ始めているんですね。
高タンパク低カロリー!大豆ミートは栄養たっぷり
「大豆ミートって言っても、お肉ほどタンパク質はないんでしょ?」
そんなことありません!
大豆ミートには、タンパク質がほかのお肉と同じくらい含まれています。
製品によってタンパク質の量は違いますが、中には鶏肉のささみより多いものも!
そのうえで、大豆ミートには脂質やコレステロールがほとんど含まれていません。
カロリーもほかのお肉と比べ半分以下なので、ダイエット中の方でも安心ですね♪
さらに、大豆ミートにはお肉にはない栄養素がたくさん!
大豆ミートに含まれる代表的な栄養素は、食物繊維、カリウム、ビタミンB群などです。
しかも大豆特有の、大豆イソフラボン、サポニン、レシチンなどの成分も含まれています。
高タンパクで、その他の栄養もたっぷり。
ローカロリー、ノンコレステロール。
味はお肉にそっくり。
なんだか、夢みたいな食材ですね…!
ちょっと大豆ミートを食べてみたくなったのではないでしょうか?
次は、そんな大豆ミートの調理法についてお話していきますよ~!
大豆ミートの気になる調理法とおすすめレシピ
大豆ミートは乾燥した状態で販売されています。
スーパーマーケットにも置かれているので、気になる方は乾物コーナーを探してみてくださいね!
大豆ミートはお湯で戻すと重さが3倍くらいになるので、ほかのお肉と比べて価格もお手頃であることが分かりますね!
それでは、大豆ミートの調理過程を順番に見ていきましょう。
なお、今回使用したのはミンチタイプの大豆ミートです。(※種類や製品によって茹で時間などが変わる場合があります。)
大豆ミートの調理方法
①沸騰したお湯に大豆ミートを入れ、弱火で5~10分茹でて戻す
強火だと吹きこぼれることがあるので、火加減はしっかりと調節しましょう。
②ざるにあげた後、ボウルに溜めた水で揉み洗いする
何度か水を替えてよく洗いましょう。
溜めた水が黄色っぽくなくなるまで洗うのがベストですよ!
③よく絞って、水分を切る
ブロックタイプやスライスタイプの場合は、絞るときに形が崩れてしまうことも。
力加減を調整しましょう!
下準備はこれだけです。
画像の通り、見た目は、ほとんどそぼろ。
お湯で戻した後は、普通のお肉と同じように調理に使えます。
ただし、大豆ミートはほかのお肉よりも焦げ付きやすいので注意!
焼いたり炒めたりするときは、油の量を調節しましょう。
味もそぼろそっくりですが、もし大豆の香りが気になるという方は
・揉み洗いをするとき、3回以上水を替える
・お湯で戻した後、下味を付けてなじませる
この2つをしっかり行うといいかもしれません。
あと、お湯で戻すときに水をしっかり切らないとやわらかい食感に。
食感が気になる方は、水はきちんと切りましょう。
でも、料理するたびにお湯で戻したり、水を切るのって面倒ですよね。
戻した後の大豆ミートは冷凍保存できるので、いつでも解凍してすぐ使えるように多めに戻しておきましょう。
それではここで、ミンチタイプの大豆ミートを使ったおすすめ料理をご紹介します♪
「さつまいものそぼろ煮」
大豆の香りが気になる方、必見!
あんかけにすることで、大豆の香りもやわらかい食感も気になりません。
根っこの食材が活躍するこれからの時期にぜひ試してみてはいかがでしょうか?
「大豆ミートのハンバーグ」
ダイエット中の方でも安心♪
低カロリーでありながら、豆腐ハンバーグよりも食べごたえがあります。
ブロックタイプやスライスタイプを使えば、料理の幅はもっと広がります。
ぜひ、大豆ミートを使っていろんな料理にチャレンジしてみてください!
まとめ
大豆ミートは、ヴィーガンやベジタリアンのためだけの食材ではありません。
牛、豚、鳥に続く、私たちにとって身近なお肉のひとつになろうとしています。
栄養補給やカロリーコントロールの一環として、ぜひ大豆ミートを食べてみてはいかがでしょうか?
調理するときのポイントは、
・水でよく揉み洗いする
・しっかりと水を切る
・焦げ付きやすいので注意
この3つです!
もちろん、ほかのお肉と混ぜて使うのもOKですよ!
自分だけの大豆ミートの使い方を探してみてくださいね♪
それでは、今日も健康あふれる生活を目指していきましょう!