突然ですが、みなさんが甘酒でイメージする季節はいつですか?
甘酒といえばお正月に飲まれるイメージの方が多いですよね!
しかし、甘酒は夏の季語にもなっている、夏の飲み物。
江戸時代にはすでに夏バテの予防として甘酒が飲まれていたそうです。
数年前から健康に良いと注目されている甘酒ですが、甘酒は【飲む点滴】って聞いたことありませんか?
では、なぜ飲む点滴と言われているのでしょうか?
こちらで、わかりやすくご説明します。
まず、甘酒には酒粕甘酒と米麹甘酒の2種類があって、飲む点滴と言われている甘酒は米麹から作られた甘酒なんです。
せっかく甘酒を飲むなら、甘酒の効果を知っておきたいですよね!
そこで今回は、飲む点滴といわれる米麹甘酒に含まれる体に良いと言われる栄養成分と効果効能などをご紹介します。
甘酒は美容に効果あり?肌荒れや腸内環境を整える
甘酒にはビタミンB群が多く含まれています。
摂取することで血行と代謝を促進させる効果が期待できます。
ビタミンB群は、糖質・脂質・たんぱく質の代謝や肌・髪の健康にかかわるビタミン。
そのため、効率的なエネルギー代謝による体力アップと美容に効果があるんです。
また、血行が良くなると体の隅々まで栄養素を届けることができ、老廃物も排出しやすくなります。
甘酒にはオリゴ糖や食物繊維も含まれているため、腸内環境も整える働きもあります。
ぽっこりおなかの解消や便秘から起こる肌荒れの改善にも効果が期待できますよ!
さらに、人間には体内で作れないけど体には必要な"必須アミノ酸"というものを外部から取る必要があります。
必須アミノ酸は筋肉や血管、脳などの細胞を作るのですが、甘酒にはその必須アミノ酸がすべて含まれているんです!
麹菌は死骸まで体に役立つ?様々な効果!
甘酒には麹菌が含まれています。
それでは、その麹菌の体にもたらす4つの効果をみていきましょう。
①酵素の生成
麹菌は、アミラーゼ(デンプン分解酵素)、プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)を代表として30種類以上の酵素を生成します。
酵素は消化吸収などを助ける働きを持っており、人間が生きていくうえで必要不可欠です。
②お肌の調子を整える”ビオチン”
麹菌は皮膚の状態を整える働きのあるビオチンを含んでいます。
ビオチンは、飲酒・喫煙・ストレスなど、日々の生活で不足しやすいんです。
ビオチンを取り入れることで、目の下のくまや肌荒れ、しみやくすみにも効果が期待できます!
③抗酸化作用
麹菌の酵素には抗酸化作用があって、老化の予防にもなるそうです。
④麹菌は死骸さえも有益!
麹菌は死骸となっても腸内にいる善玉菌のエサになります。
免疫活動を活性化させて免疫力を高める効果が期待できるとか!
集中力アップ!ストレスの緩和やリラックス効果も!?
甘酒の成分の約2割を占めているのがブドウ糖。
ブドウ糖は、脳の唯一のエネルギー源で、疲労回復や集中力を促します。
エネルギーになりやすいので、夏バテの時の栄養補給に優れているんですね。
また、GABAという成分を含んでいて、GABAにはストレスの緩和、リラックス効果が期待できるそうですよ!
まとめ
ここまで読まれた方はすでに甘酒を飲みたくなっているのではないでしょうか?
甘酒にはお肌の調子を整える成分や必須アミノ酸、酵素など体に必要な成分が含まれていたり、腸内環境を整えることが期待できたりするんですね!
甘酒だけで摂取できる栄養素がこんなにもあると知ったら、とても飲みたくなりますね。
飲む点滴と言われているのも納得できます!
暑くなるこの季節、みなさんも毎日の生活に取り入れて、夏バテしない体を作りましょう♪