女性のオートファジーダイエットは12〜14時間がベストなの?

オートファジーダイエットしている女性

アンチエイジングと燃焼・減量のWアプローチができると話題のオートファジーダイエットは、12〜14時間の空腹時間を保つことが基本、という情報を良く見聞きするものですよね。

ですが環境や生活習慣の変化に揺らぎやすい女性の身体には、16時間のオートファジーダイエットが最適と考えられているんです。

オートファジーダイエットを始めようと計画を立てている女性に向けて、今回は16時間の実践時間がベストな理由、成功のポイントを詳しく解説してみたいと思います!

女性のオートファジーダイエット!16時間がベストな理由は?

オートファジーダイエットは16時間が基本というイメージが定着しています。女性の16時間の実践時間がベストな理由が、とても気になるところですよね。

女性のオートファジーダイエットの16時間がベストな理由を詳しくまとめてみました。

食事の16時間後はオートファジーを一番活性化させやすい

女性のオートファジーダイエットを16時間に調整することがベストな理由は、このメソッドの最大の目的・効果となるオートファジーを活性させやすいため。

そもそもオートファジーとは、

  1. 心身やお肌の不調、老化の原因となる古い細胞や毒素、老廃物を回収する
  2. 古い細胞を新しい細胞に入れ替えて健康や美容、体型管理に働きかける
  3. 体内に溜まった糖質を使い切ったタイミングで活性化する

という重要な役割や性質を持ちます。

体内に溜まったままの糖質を食事を摂って16時間に使い切ると、糖質の代わりになるエネルギーを蓄えようとしてオートファジーが活性化します。

このようなサイクル・仕組みが理由で、女性のオートファジーダイエットは16時間の空腹時間を設けることがベストと考えられているのです。


ストレスの悪影響を受けにくい

これまでの食生活、日常的な習慣がガラリと変わるオートファジーダイエット。

女性は環境や生活習慣の変化に揺らぎやすいデリケートな部分がありますが、16時間ならストレスが溜まらないメリットがあります。

16時間のオートファジーダイエットは、のこりの8時間で2食が推奨されています。

食事内容や生活習慣のバランスを整えやすい実践時間のため、ストレスが溜まりにくい分モチベーションの維持からダイエットの成果につながっていきます。

長期間の断食が女性向けではない理由

いきなりの長期間の断食は、女性にとってはいくつかのデメリットや注意点があるんです。

早い時点で長期間の断食が、初心者の女性向けではないことを理解しておくと、自身のカラダとココロに無理なく、健康的で理想のオートファジー期間が過ごせるはず!

これからオートファジーダイエットで減量と燃焼、アンチエイジングにアプローチしたいと考えている女性に、特に知っておいてほしい16時間断食の注意点や女性向けではない理由をまとめてみました。

女性ホルモンのバランスが崩れやすくなる

女性のカラダとココロ、神経や細胞の働きをトータルでコントロールしている女性ホルモン。

この機能は卵巣で生成されているのですが、血流の悪さや冷え、栄養不足によって働きが低下し、女性ホルモンのバランスが崩れると言われています。

長期間の断食をベースにしたオートファジーダイエットを女性が実践してしまうと、長期間空腹状態が続くことで、

  • 栄養不足、バランスの乱れ
  • 身体の冷え、血流の悪さ
  • 熱を生み出すタンパク質の不足、減少

といった影響が卵巣への機能低下につながり、女性ホルモンのゆらぎが起こってしまいます。

女性ホルモンのバランスが崩れると、

  • 心身やお肌の不調
  • 子宮の血流が悪くなり排卵や妊娠、妊活の悪影響となる

といったリスクが心配になってしまうのです。

基礎代謝の低下で痩せにくい体質に

長時間のオートファジーダイエットは効率よくカロリーカットからの減量・燃焼が期待できると言われていますが、女性の場合は筋力が落ちて余計に太りやすくなるリスクが。

そもそも筋肉にはカロリーや糖質、脂質といったダイエットに大敵の栄養成分を燃焼・消費させる役割があります。

オートファジーダイエットは水分や酵素ドリンクのみで過ごすことで筋肉の材料となるタンパク質が不足し、筋肉が持つカロリーや糖質・脂質の燃焼作用が活きなくなってしまいます。

そして女性は男性に比べるともともと筋肉が少なく筋力も弱いため、長期間のオートファジーダイエットは基礎代謝の低下から余計に痩せやすくなる心配があるのです。

16時間のプチ断食を成功させる方法

16時間のプチ断食で成果を出すため、ここでは早めに押さえておきたい重要ポイントをまとめてみました。

2食しっかり食べること

残り10~12時間の間に2食食べておくことで血流低下や冷え、ホルモンバランスの乱れを防ぐことができます。

また食べることで体温が1℃でも上がると、

  • 基礎代謝→13%
  • 免疫力→30%

も高まることがわかっているため、食べて健康的なオートファジーダイエットを心がけるようにしましょう。

食事の栄養バランスを整える

10~12時間内の2回の食事は、特に以下のポイントを意識するようにしましょう。

  • 根菜やキノコ、海藻類に含有が多く心身に良い影響をもたらす、善玉菌のエサとなる食物繊維を摂る
  • 肉類、タマゴ、魚類、大豆製品に多く基礎代謝の元、筋肉の材料となるタンパク質を摂る
  • 汁物、肉や魚のおかずから食べ、糖質を最後に摂ると血糖値の上昇を防げる
  • 太りやすい栄養素、糖質や脂質、油分や加工食品、インスタント食品を避ける

ちなみに、水だけの断食も身体に良くないです。

関連記事:断食3日間を水だけで過ごす効果と正しい進め方の完全ガイド

まとめ

女性に最適なオートファジーダイエットは、12~14時間よりも16時間に調整することが心身に無理なく継続でき、効果実感のポイントになります。オートファジーダイエットを女性の心身バランスに合わせて、健康的なアンチエイジングと減量にアプローチしていきましょう。