「砂糖依存症」チェックリストで確認!症状や弊害・対策方法をご紹介

最近は自分へのご褒美としてチョコレートを購入されている方も多くいらっしゃいます。

甘いものは別腹」なんて言葉もありますが、みなさんは普段の生活の中で、1日にどのくらいの量の砂糖を摂取しているか意識されたことはありますか?

WHO(世界保健機関)は、

砂糖の摂取量は、1日に摂取するカロリーの5%未満に抑えるべき

引用:WHO砂糖摂取ガイドライン

という新指針を発表しています。

その5%という1日の摂取量の目安は、25グラムでティースプーン6杯分

農林水産省の統計データによると、日本人は平均で1日に目安の2倍である”およそ45.2グラム”の砂糖を摂取しているそうです。
情報源:日本人の砂糖摂取量

普段食べている料理にも、加工食品や調味料に砂糖はたくさん使用されています。

ですから、気づかない間に目安量以上の砂糖を摂取している人は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、気づかないうちになっている可能性の高い”砂糖依存症”についてご紹介します。

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砂糖依存症について

砂糖依存症

さっそくですが、砂糖依存症ってなに?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

砂糖依存症とは、その言葉のまま【砂糖中毒】のこと。

大量の砂糖を摂らずにはいられなくなってしまう状態のことです。

砂糖依存症になってしまうと、甘いものを食べないと落ち着かなかったり、少しの甘さでは我慢できず大量に糖分を摂ってしまったりするそうです。

また、甘いものを断ったときにどうしても我慢できなくなったりする場合は砂糖依存症の可能性が高いといえます。

どんな食べ物も過剰に摂りすぎるのは良くないと分かっているはずですが、砂糖依存症の人は砂糖を摂るのをどうしても我慢できないんですよね…

なぜ我慢できなくなるかというと、砂糖には高い依存性があるからなんです。

薬物と同じくらいの高い中毒性があると言われています。

砂糖依存症のメカニズム

砂糖依存症

砂糖を摂らずにはいられなくなるという砂糖依存症。

そのメカニズムをご説明します。

人間は、甘いものを体に取り入れると、血糖値が上昇します。

体は血糖値を一定に保とうとする働きをするため、血糖値を下げるために「インスリン」という物質を分泌します。

インスリンによって血糖値が下がると、低血糖の状態になりますよね?

そうすると次は、脳がエネルギー不足だと勘違いして「甘いものを摂って!」と命令するんです。

これによって、砂糖を欲する体になってしまいます。

情報源:福島県立医科大学 砂糖依存症について

あなたは大丈夫?砂糖依存症チェックリスト

チェックリスト

「わたしも砂糖依存症かも?」と気になられた方は、砂糖依存症の可能性がわかるチェックリストで、確認してみましょう。

砂糖依存症チェックリスト
砂糖依存症チェックリスト

自分でも意識していないうちに砂糖に依存している可能性があるのですごく怖いですね。

砂糖を摂りすぎることで起きる弊害について

お菓子

さて、チェックリストで砂糖への依存度を確認してみましたが、実際に砂糖を摂りすぎてしまうとどのような症状が起こるのでしょうか。

<砂糖の摂り過ぎによる症状

・疲労
・憂鬱
・不安感
・落ち込み
・イライラ
・集中力の欠如 etc…

糖質を摂ると、体内で糖質を分解しなければいけないわけですが、糖質を分解するためにはビタミン類カルシウムなどが必要です。

糖質の過剰な摂取によって、ビタミン類やカルシウムなどの栄養素は糖質の分解のためにどんどん使われてしまい、体を働かせる分まで回らないなんてことに…

すると、体の不調や弊害に繋がってしまうんですね。

また、当店が推奨しているマクロビオティックの考え方でも砂糖はおすすめできない食材なんです。

マクロビオティックでは、陰陽の考え方があり、全体のバランスがとても重要となっています。

この考えのもとでは、砂糖は【極陰】の食べ物。

砂糖を食べすぎると体が大きく陰に傾いてしまいます。

傾いた体のバランスを戻すのは大変なことです。

そのため、マクロビオティック的にも砂糖の摂りすぎはやめた方がいいと言えます。

砂糖依存症から脱出するために

STOP

「わたしも砂糖依存症の可能性が高いかも…」

そんな方に向けて、脱砂糖依存症のために気を付けることを以下にまとめました。

甘いものを目につくところに置かない

好きなものが見えるところ、手の届くところにあるとついつい食べてしまいがち。

我慢できる自信がないという方は、まず見えないところに置くことを意識するといいかもしれないですね。

チョコレートが大好きでいつもバッグに常備している!という方は、すぐ食べれないように持ち歩くのをやめることから始めましょう。

自然な甘さで代用する

甘いものが食べたくなったときは、お菓子の代わりとして、フルーツなどの自然な甘さを摂ることを意識するようにしましょう。

アーモンドなどのナッツを食べるのもおすすめです。

ストレスをためない、ストレスを発散する方法を見つける

ストレスを感じると甘いものを食べたい衝動に、襲われる方も多いのではないでしょうか。

食べたい衝動を抑えるためにも、自分に合ったストレスの発散方法を見つけてストレスをため込まないように気をつけましょう。

まとめ

砂糖

今回の記事を読んで「砂糖の摂りすぎはよくない!」と、思い切って急に甘いものを断とうとすると逆にストレスになって長続きしないはずです。

習慣を変えるのはなかなか難しいですからね。

急にぜんぶ辞めるのではなく、普段の生活から糖分を摂るのを減らす意識することが大事だと思います。

もし砂糖依存症かも…と思われた方は、今回ご紹介した内容を意識した生活で、砂糖依存症から一緒にぬけだしましょう