ダイエットをしたいのに、ついつい食べ過ぎてしまうという悩みのある人もいるのではないでしょうか?
そんな悩みを解消できるダイエット方法のひとつとして、咀嚼ダイエットがおすすめです。
そこで今回は、
・咀嚼による体への影響と効果
・咀嚼ダイエット方法
この2つについてご紹介します。
目次(押すとジャンプします)
早食いが太る原因とは?
早食いは太るとよく言われます。いったいなぜでしょう?
それは、食べてから満足感を得られるまでに時間差があるためです。
その時間差は、大体30分といわれています。
早食いをすると満腹感を感じる前に、たくさんの食べ物を食べてしまうため、食べ過ぎてしまいます。
大食いが太る理由はそれだけではありません。
急いで食べると、あまり噛まないで食べるということになります。
噛まないことで、食べるという行為に対するカロリー消費量が少なくなってしまうのです。
つまり同じものを食べたとしても、消費カロリーとの兼ね合いを考えると、早食いの方がたくさんのカロリーを摂取することになってしまいます。
食事はゆっくりと時間をかけて楽しみたいものですね。
咀嚼すると食べる量が減る?
咀嚼を充分に行うと、当然食べるスピードが落ちます。
そうすることにより、満腹感を感じるまでの時間差の30分以上かけて食べることになって、食べている間に満腹感がやってきます。
そのため、食べている間に自然と食欲が衰退してくるのです。
また、人間の脳の満腹感は、咀嚼回数にも影響しています。
食べる量にかかわらず、咀嚼をする回数が脳に情報として伝えられ、脳の中の満腹カウンターが上がってゆくのです。
極端な例を挙げると、ガムをかんでいるだけでも満腹感を得ることができます。
余談にはなりますが、咀嚼回数を増やすと、唾液の分泌が豊富になり、歯を丈夫にしてくれるとともに、胃腸の状態も良くなり、免疫力もアップするなど、いいことばかりなのです。
最適な咀嚼回数と具体的なダイエット方法
いったい何回噛めばいいのか?
目安としては30回が良いでしょう。
そのくらい咀嚼すると食べる時間も十分に延長されますし、口の中には豊富に唾液が分泌されます。
豊富な唾液とともに食べる食物は消化もしやすく、便秘解消にもなり、美肌効果にもつながります。
少しでも、ダイエット効果を高くしたい人は、食事の内容を、野菜や豆類を中心にするのが良いです。
食物繊維が豊富なうえ、ミネラルビタミンなどをバランスよく摂取することができます。
たとえば、食事を和食ベースにすると自然とダイエット向きのメニューになりそうです。
また、咀嚼を促すために、食事を少し硬めに作るのもポイントです。
いつものご飯を玄米に変えてみてもよいですね。