断食中や回復食期間中に、胃がキリキリと痛んだことはありませんか?
あの痛みはなぜ起こるのでしょうか?
ご飯も食べずに頑張っているのに、胃痛が起こったら心が折れちゃいそうですよね。断食中の体調不良には塩分不足が影響している事が多いのですが、原因はそれだけではなさそう(´ー`)
そこで今回は、経験者もそうでない方も辛い思いをしなくていいように「胃痛の原因」を探って行きましょう!
断食中(空腹時)に起こる胃痛の原因
断食中の胃痛について考えられるものは2つあります。
体質改善の合図
断食中に体質改善が行われる影響で頭痛や眠気、吐き気などが起こることがあります。
この症状は人それぞれですが、胃痛もその中の1つと考えることができます。普段酷使している場所に反映されることが多いようです。
断食で胃を休めてあげることが大切ですね!
空腹を紛らわせる行動
お腹が空いたときに、ガムを噛む方も多いですよね。実は、この行動が胃痛につながっているのです。
何かを噛むことで食べ物を食べている時と似た状態が作り出され、空腹は紛らわすことができます。
しかし、食べている時のように胃液も分泌されてしまうので、胃に負担がかかり胃が荒れてしまう恐れがあるのです。
断食は胃腸を休ませるために行うもの!そのため、ガムなどは控えておいたほうがよさそうですね。
※こんな時は要注意※
断食の初日から2日目にかけて、あまりにも激しい胃痛を感じられた場合は、胃潰瘍をお持ちの可能性があります。その場合は、断食を中止してお粥に戻すことをおすすめします。
小さな胃潰瘍は、普段の生活の中で強くストレスなどを感じた場合に急にできることもあるので、年一回の健康診断では気付かないことが多いんです。激しい胃痛を感じた際には一旦仕切りなおすことも必要です!
断食期間だけじゃない!回復食の期間でも胃痛は起こる
断食が成功するかどうかは「回復食で決まる」とよく聞きますよね。
以前そんなことも知らずに、断食終了の解放感でがっつり食事をとってしまったことがありました。
そして起こったものすごい胃痛。回復食選びの大切さを実感しました。そもそも、なぜ回復食を間違えてしまうと胃痛が起こってしまうのでしょうか。
断食というものは胃腸を休ませると同時に体質改善のために行うものです。つまり、胃は断食期間中はお休みをとっているという事になります。
そんな時に、突然たくさんの食べ物を胃に運んでしまうと胃がかわいそう…。当然上手く消化しきれずに胃にストレスを与えてしまいますよね。
休み中にいきなり多くの仕事を与えられたら、私たちだってストレスになります。同じことですね(>_<)
回復食のすゝめ
では、断食後の回復食は何を食べたらいいのでしょうか?
断食後は胃が小さくなっているので、まずは食べやすく胃にやさしい「お粥」からスタートします。
油物は絶対にNG!
休ませていた胃は油物や大きめの固形物が入ると刺激となり、体調が崩れる原因となる事もあります。冷たい飲み物や辛いものも避けたほうが胃のためです。
具体的な食べ物として、回復食の初日は、お粥1杯・具なしの味噌汁1杯を食べるようにしましょう。
その後は徐々に味噌汁に具を入れたり、温野菜をおかずに加えるなどして少しずつ普通の食事に戻していきます。
この記事では、体調不良時や回復食にもピッタリな重湯の作り方を紹介しています。こちらの記事も合わせてご覧ください♪
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酵素ドリンクを使った【3日間断食】の場合
3日間断食には約6日間の期間が必要となります。
1~3日目(断食期間)
酵素ドリンクのみ
4~5日(回復食期間)
3食中2食は酵素ドリンク
1食は回復食としてお粥、具なしの味噌汁など
6日目(回復食期間)
3食中2食は酵素ドリンク
1食は回復食として玄米ご飯、味噌汁、野菜の副食など
まとめ
みなさん、胃痛の原因は解明されましたか?胃痛経験者もそうでない方も、これで安心して断食に取り組めそうですね。
断食中の胃痛を防ぐポイントは
・回復食は胃に優しいお粥などから
・冷たいもの、辛いものは避ける
・回復食期間は断食と同じ期間を設ける
の4つです。